iPhoneのケーブルの調子が悪くなったときに「すぐダメになってもいいから、とりあえず安いものを」と、100均などで安いケーブルを購入する人も多いのではないでしょうか。

Apple純正品のケーブルは、1mのUSB-C-Lightningケーブルで2,480円(税込)と、100均のものと比べると随分高く価格が設定されています。

この違いは、どこにあるのでしょうか。

今回は、iPhoneの純正品と格安品のケーブルがどのように違うのか、解説します。

ケーブルは消耗品だから安い方がよい?

iPhoneのケーブルは毎日使うものですから、毎日使っているうちに先が割れたり、充電できなくなったりすることもあるでしょう。

「それなら、安いケーブルを気軽に買い替えながら使う方がいい」と考える人もいるかもしれません。

しかし、お値段にはそれなりの理由があります。

純正品のケーブルと格安品のケーブルはどう違う?

注目したいのは、純正品のケーブルと、格安品のケーブルの耐久性です。

一見、大きな違いはないように感じるかもしれません。

しかし、Apple純正のケーブルは作りがしっかりとしており、内部の線や接触部分の強度などもきちんと丁寧に作られており、壊れにくくなっています。

作りが粗く壊れやすい

一方、100均などで購入できる格安品のケーブルは作りが粗く、Lightning端子がプラスチック製であるなど、壊れやすい作りとなっています。

もしiPhoneを充電している状態で破損した場合、プラスチック製のLightning端子はiPhoneから外すことができなくなるだけではなく、最悪の場合はiPhone自体が壊れてしまうリスクもあります。

充電スピードが違う

充電スピードという意味でも、純正品のケーブルと格安品のケーブルは大きく違います。

充電器の性能が高ければ、ケーブルは関係ないのでは?と考えがちですが、実はケーブル内部の抵抗の大きさ次第で、iPhoneにたどり着くまでに電力ロスが異なります。

格安品のケーブルの場合、iPhoneにたどり着くまでのケーブル内導電抵抗が高く、電力ロスが大きくなっているのです。

急ぎで充電したいときは、純正品の方が早いということですね。

データ同期や転送は不可

格安品のケーブルのパッケージをよく見ると、ほとんどの場合「充電専用ケーブル」と記載されています。

これは、パソコンとのデータの同期や転送などができないということです。

「充電さえできればいい」という場合は問題ないですが、データ移行にも使用したい場合は、注意が必要です。

Lightning端子に裏表がある

格安品のケーブルの場合、Lightning端子に表と裏があります。

裏と表を間違えて逆に挿してしまうと充電することができませんから、iPhoneに挿す際には確認が必要です。

よく見ると「Upside」などと表記されているので、充電する際にはチェックしてみてください。

間違えて挿してしまうと、充電できないのはもちろんですが、場合によってはiPhoneが故障する原因にもつながります。

ケーブルを安いもので済ませたのに、本体が壊れてしまっては本末転倒です。

ケーブルの長さや太さ

ケーブルの長さや太さによって、充電スピードは変わります。

ケーブルが長いほど、実は電力ロスが大きくなってしまうので、注意が必要です。

また、ケーブルは太い方が電流は流れやすいとされています。

見た目よりも性能重視という場合は太めのケーブルを選ぶと、安定した充電を行うことが可能です。

ケーブルは、長いほど抵抗が大きくなり、太ければ太いほど抵抗は小さくなります。

長いケーブルを購入しようとするとケーブルが太い傾向にあるのは、こういった理由があるのです。

逆に言えば、長くて細いケーブルは、不安定な可能性もあるということになります。

購入時にはケーブルの太さも確認してみてください。

急に故障するケースも

格安ケーブルを使用していると、突然「このアクセサリは使用できません」とiPhone,に表示されて、充電できなくなるケースもあります。

抜き差しをしてみたり、時間をおいて差し直してみたりすると再び使用できることもありますが、いつ壊れるか分からない状態というのは、できれば避けたいものです。

また、格安品のケーブルの場合は、ケーブルを指しても場合によっては反応がまったくないこともあり、製品の品質にかなり違いがあると考えておいた方がいいでしょう。

iPhoneを動かすと充電が停止する

格安品のケーブルの場合、iPhoneを動かしてしまうと充電がストップしてしまうケースもあるようです。

持ち歩いて充電したい場合は、動かしても問題なく充電し続けるかを確認した方がいいかもしれません。

格安品のケーブルを何本か試してみるのも一つの方法

格安品のケーブルは、実際に使ってみないと問題なく使用できるか、充電速度はどうかといったことが分かりません。

複数本購入して、使用してみるのも一つの方法です。

「このメーカーのケーブルは安定している」と分かったら、今後はそのケーブルを購入すれば、基本的には快適に充電できるでしょう。

ただ、品質が均一でないケースもありますから、やはり壊れやすいリスクもあることを、理解しておく必要があります。

高くても安定している純正品を購入するか、多少時間が掛かっても安いなかでしっかりと充電できる製品を探すか、どちらが自分にとってメリットが大きいか検討してみてください。

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