最後にiPhoneのバックアップを取ったのはいつか覚えていますか。バックアップをこまめに取っておかないと、いざiPhoneが故障したときや紛失したときに大事なデータをすべて失ってしまいます。実際に、iPhoneのバックアップを取っていなかったためにデータを失ってしまい後悔したという経験がある人は多いのではないでしょうか。

そこで、ここでは、iPhoneのバックアップの方法についてご紹介します。また、iPhoneのバックアップがうまくいかない場合の原因と対処法についてもまとめました。大切な人の連絡先や思い出の写真、購入した音楽などを失わないためにも、ぜひこまめにiPhoneのバックアップを取る習慣をつけてください。

iPhoneのバックアップの方法【iCloud】

iPhoneのバックアップの主な方法は、iCloudを使う方法とiTunesを使う方法の2通りです。ここではまず、iCloudを使う方法をご紹介します。なお、iCloudを使ったiPhoneのバックアップの所要時間は1時間~4時間ほど。データ容量やネットワーク回線の接続速度によっては時間がかかるということを覚えておきましょう。

Wi-Fiをオンにする

iCloudを使ってiPhoneのバックアップを行う場合は、Wi-Fi環境下にあることが必須です。まずは、Wi-Fiをオンにしてください。

バックアップ項目の設定

まずは、バックアップ項目の設定をします。バックアップの設定を正しく行わないと、バックアップの際に肝心なデータが取れていないというトラブルが発生する可能性があるので、必ず行いましょう。

バックアップの項目の設定は、以下の手順で行いましょう。

1.ホーム画面から「設定」を選択します。

2.自分の名前を選択します。

3.「iCloud」を選択します。

4.バックアップしたい項目を選択し、オンにします。

バックアップの作成

次に、実際にiPhoneのバックアップ作業を行いましょう。

1.ホーム画面から「設定」を選択します。

2.自分の名前を選択します。

3.「このiPhone」を選択します。

4.「iCloudバックアップ」を選択します。

5.「今すぐバックアップ作成」を選択すると、バックアップが開始されます。

6.「最後に作成されたバックアップ」の時間が現在時刻に更新されたら、バックアップの完了です。

iCloudストレージの購入

iCloudストレージが不足している場合には、iCloudストレージを追加購入しましょう。

1.ホーム画面から「設定」を選択します。

2.自分の名前を選択します。

3.「ストレージを管理」を選択します。

4.「ストレージプラン変更」を選択します。

5.希望するプランを選択します。

iPhoneのバックアップの方法【iTunes】

iTunesを使い、パソコンでiPhoneのバックアップをする方法もあります。iTunesでiPhoneのバックアップを行う場合には、30分~2時間ほどが所要時間の目安となります。

バックアップの作成

iTunesでiPhoneのバックアップを行う場合は、以下の手順に従ってください。

1.iPhoneとパソコンをケーブルでつなぎ、iTunesを起動します。初期設定では自動的にiTunesが起動するようになっていますが、自動的に起動しない場合にはデスクトップから手動で起動してください。

2.iPhoneのアイコンを選択します。

3.ウィンドウ左にある「概要」を選択します。

4.バックアップ欄の「このコンピュータ」にチェックを入れてから「今すぐバックアップ」をクリックします。

5.バックアップが完了されるまで待ちます。このとき、iPhoneのケーブルを抜くとバックアップが止まるので注意が必要です。

6.りんごのマークが表示されたらバックアップの完了です。

バックアップができないときの原因と対処法

上記の手順でiPhoneのバックアップをしようとしても、うまくいかない場合もあるかもしれません。ここでは、その場合の主な原因と対処方法をご紹介します。

iCloudストレージの不足

iCloudを利用する場合は、iCloudストレージが不足しているとiPhoneのバックアップをすることができません。例えばバックアップしたいデータが20GBの場合は、それ以上のiCloudストレージが必要です。

この場合の対処法としては、iCloudストレージを購入する、バックアップするアプリを減らす、不要なデータを削除する、の3つがあります。どの程度のiCloudストレージが不足しているかによって対処法を選ぶといいでしょう。

ネットワークに問題がある

インターネットが利用できないと、iPhoneのバックアップをすることはできません。可能であれば、他のネットワークを試してみましょう。他のネットワークが利用できる環境にない場合には、通信会社に連絡してみてください。

iPhoneが故障している

そもそもiPhoneが故障しているという可能性もあります。ただし、バックアップができない原因がiPhoneの故障なのかどうかを判断するのは素人には難しいといえます。どうしてもバックアップがうまくいかない場合には、Appleあるいはサービスプロバイダに相談することをおすすめします。

万が一のときのためにiPhoneのバックアップを取ろう

iPhoneの故障や紛失は、いつ起こるか分かりません。しかし、iPhoneのバックアップを取っておけばほぼすべてのデータをiPhoneに戻すことができるため安心です。今までiPhoneのバックアップを取っていなかったという人も、ぜひこれからは定期的にiPhoneのバックアップを取るようにしてみてはいかがでしょうか。

カテゴリー: iPhone

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