スマホの機種変更でGalaxyにするなら、S21が候補に挙がるでしょう。価格は高めですが、ハイスペックでゲームも動画撮影も快適にできそうです。ここでは、GalaxyのS21についてスペックや前作との違いについて紹介していきます。

Galaxy Sシリーズとは

Galaxyのスマホの中でもSシリーズというのは、ハイエンドモデルの部類に入ります。価格は10万円を超えるくらいで高めですが、スペックもかなり高めです。スマホで3Dゲームをしたり、写真・動画撮影をしたりすることが多い人や、スマホのスペックにこだわりたい人に向いています。

そして、Sシリーズの中でもS21は今年発売された最新モデルです。S21、S21+、S21 Ultraの3種類があります。昨年はS20、S20+、S20 Ultraの3種類が発売されました。いずれも「+」が付くのが上位モデル、「Ultra」が付くのは最上位モデルという位置づけです。

S21の3モデル共通のスペック

Galaxy S21は3モデルともにCPUは、Snapdragon 888を使用しています。CPUはデータを処理するのに使われるところで、スマホにとって頭脳のようなものです。3モデルともにデータの処理速度は変わらないということになります。現在出回っているスマホの中で最高レベルです。

また、通信規格に関しては、3モデルとも5Gに対応しており、Wi-Fiの方はax(Wi-Fi6)に対応しています。

充電はQiとWPCのワイヤレス充電に対応しており、有線の場合にはUSB type-CのPD 3.0で充電可能です。

オーディオの方は、ハイレゾに対応しておりスピーカーはDolby Atmos(ドルビーアトモス)対応です。CDよりも高音質で音楽鑑賞を楽しむことができます。ただ、3モデルともイヤホンジャックは付いていません。音楽を聴くときには本体のスピーカーか、Bluetoothイヤホンなどで聴くことになるでしょう。

また、3モデルでカメラのスペックは異なりますが、いずれも8K動画の撮影に対応しています。

3モデルで異なる部分は?

3つのモデルでどんな点が異なるのか見ていきましょう。

Galaxy S21

標準モデルのS21は上位モデルと比べるとやや小ぶりに作られています。ディスプレイサイズは6.2インチで、重量も171グラムと軽めです。標準モデルでも、十分にハイスペックであるため、小ぶりで軽い分だけ使いやすいと感じる人も多いかもしれません。

バッテリー容量は上位モデルと比べるとやや少なく、4,000mAhですが、それでも他のメーカーの機種と比べると多めです。

また、カラーラインナップはファントムバイオレットとファントムグレー、ファントムホワイトの3色があります。

Galaxy S21+

上位モデルのS21+は、標準モデルのS21と比べると一回り大きいだけで、スペックはほとんど変わりません。

ディスプレイサイズは6.7インチの大画面で、重量は200グラムあります。バッテリー容量が標準モデルよりも大きめの4,800mAhです。大きいスマホを好む人は、こちらを選ぶのがいいでしょう。

カラーバリエーションは、ファントムブラックとファントムシルバーの2色です。

Galaxy S21 Ultra

最上位モデルのS21 Ultraは、スペック面で他の2モデルと異なるところが多いです。

まず、カメラのレンズが他の2モデルは3つなのに対して、Ultraは4つあります。望遠用のレンズが2つあり、最大100倍まで望遠可能です。また、最大解像度が1億800万画素という点でも、他の2モデルと異なります。

RAMの容量も、他の2モデルより大きく12GBです。ただ、実際に使用していて、8GBとの違いを実感できる場面はそう多くないでしょう。推奨スペックが高めの3Dのゲームをするときなどには、違いを実感できるかもしれません。

また、ディスプレイも異なります。大きさは6.8インチでS21+よりほんの少し大きい程度ですが、解像度がQHDで他の2モデルよりも綺麗です。バッテリー容量は5,000mAhでS21+よりもさらに大きくなっています。

とにかくスペックの高さを求める人におすすめのモデルです。

カラーバリエーションは、S21+と同じくファントムブラックとファントムシルバーの2色があります。

前作S20との違い

前作のS20シリーズよりも良くなった点としては、3モデルともCPUの性能向上とストレージ容量の増加が挙げられます。CPUはそれほど大きな違いはありませんが、ストレージ容量は128GBから256GBと2倍になりました。

また、上位2モデルに関してはBluetoothの対応バージョンが、5.0から5.2に進化しています。

しかし、前作と比べてスペックが下がってしまった点もあります。

前作では3モデルともにRAMが12GBでしたが、S21とS21+は8GBになりました。ディスプレイの解像度も前作では3モデルともにQHD+でしたが、S21とS21+ではFHD+に下がっています。

また、3モデルともに前作までにはあったイヤホンジャックとmicroSDスロットがなくなりました。普段有線のイヤホンやmicroSDを使っている人には、前作の方がおすすめです。

CPUの性能を重視する人や、とにかく新しいモデルが欲しいという人は、S21シリーズがいいでしょう。

まとめ

Galaxy S21シリーズについて紹介しました。CPUの性能に関しては、現在出回っているスマホの中で最高レベルの処理能力を誇ります。最上位モデルのS21 Ultraに至っては、1億800万画素のカメラやQHD+のディスプレイなどハイエンドと呼ぶのに相応しいスペックです。

ハイスペックなスマホに買い替えたい人は、ぜひGalaxy S21シリーズを検討してみてください。

カテゴリー: Android